ジャネの法則

ひよっこ社会人の奮闘日記

しょうがいがくしゅうがいい

 

「知識が無ければ…それだけで "ダメ" なんですよね。」

         ---『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本』

     

        

学習ツールを作りたいと,ずっと思っていた。

 

何かを勉強するときに,

勉強するための問題集は売っているけれども

ゲームのように, 

 正解!不正解!などのレスポンスが早い

クリアしないと先に進めない

自分の成績が一目でわかる

 そういう学習ツールがもっとあってもいいと思う。

 

それを, 自分で作ることができてもいいと思う。

使いやすいものを作ってみたい。

 

自分が一番やりやすいデバイスは, iPhoneなので

できればiPhoneアプリで,

できれば,ほかのひとも使えるようにAppStoreに公開もしたい。

 

ただその知識の収集が, とても難しい。

 

swift? Xamarin? Monaca?

 

クリエイティブなことをし続けていきたいし,

やりたいことのための勉強を,これからもし続けていきたい。

 

<最新の知識やスキルは若い世代に任せるよ>

みたいな老い方はしたくないと,強く思う。

まわりにとても多いので。

 

直接指摘することはできないけれど, 

 

反面教師と思う。

なみのなかのうた


「ノブは,ピアノを愛している」

               --- another sky-アナザースカイ-

 

アナザースカイで,出演者辻井伸行さんに向けて
誰かのこぼした一言が,なんだか心に沁み入っている。

一生をかけてやりたいことは,
深く深く愛していることは,
自分の没頭したいことは,

その問いの答えを,どれだけの人ができるだろうか。


大人になるにつれて

練習しても努力をしても,
てっぺんを取ることの難しさを知って。

好きなことが即ち,
自分に向いていることではないことを知って。

一つのことにかけられる時間が,
少しずつ少なくなっていって。

「生活する」だけの生活が続いていって。

このまま仕事をして家庭を持って,
親になって子どもができて,
気がつくと世間についていけない子供の世代になっている。

波に飲み込まれないように,
周りに流されないように,
信念を持っていたいと,そう思う。

another sky:
http://www.ntv.co.jp/anothersky/

辻井伸行
http://www.nobupiano1988.com/

あいとはあいまい

「悪いことばかりじゃないよ。」とつぶやきたくなる。

 

 どんな事も通り過ぎ、過去になる。

 

        RADWIMPS.JP スタッフダイヤリー

 

人生、悪いことばかりじゃないと思う。

でも糾える縄と言うように、

良いことばかりでもないと思う。

 

不安なこともあるけれど、

最近幸せなことが大きくて、

この身に受けるには余る気がしている。

ちょっとずつ、

小出しにしてくれないものかしら。

 

明治大学シェイクスピアの演劇

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~bunpro/9th/program.html

今年初めて行ったけれど、

驚くくらいレベルが高くて

一生懸命が伝わってきて

思わず中に入り込まされてしまう

質の高い小説のように

あっという間の2時間半だった。

来年も行きたい。

健やかでありますよう。

そんざいをしょうめい

 だからそれは単なる冗談のはずだった。

「私は、ここにいる」

 長門は答えた。

 俺は虚をつかれる。

「そう書いてある」

       — 谷川流 涼宮ハルヒの退屈

 

がんばりどき。

 

我慢して頑張ったらご褒美がある。

なくても自分に褒美をつくる。

自分でつくったものにせよ、

目の前のそれにつられて頑張って

その成果を享受するのは忘れた頃。

 

それでも

未来の自分のために今の自分は動き、

未来の自分は過去の自分に感謝する。

 

行為は還る。

信じている。

そのなをのみこむのみ

「大丈夫だ」

 神楽はいった。

「君のことは僕が必ず守る」

 

 うん、と彼女は答えた。

「そんなこと、わかってるよ」

 

東野圭吾プラチナデータ

 

知らないものを理解するには、

まず、名前か概念の「存在」を認識する。

それができたら「もう片方」を知る。

そして、名前と概念を「結びつける」。

それができたら、

その意味を、ちゃんと「実感」する。

咀嚼して、飲み込むように。

そしたら全体から見た「位置」も考える。

その分類はいつでもできるけど、

ここまでできたら、やっと「理解」。

 

例えると

 

知ったものの入れ物を「作って」

「ラベル」を貼って中に「物」を入れる。

これで箱と中身が「結びつく」。

結びついたら、

出したり入れたり「使う」ことで、

把握が進んで、

どの位置の「引き出し」に仕舞うか、

そこまで決まれば

やっと「理解できた」と言えると思う。

 

何が言いたいかというと、

物の名前と意味が結びついたくらいじゃ、

結局理解はしていないのだ、と。

 

用語の暗記だけで記述問題が解けないように、

実感を伴わない情報は、自分のものにはならず

意味がないのだ、ということ。

しりたがりのものがたり

蛍みたいな欲望が 

ハートから抜け出して

逃げるように飛び始めたものが

夢になった

 

当然捕まえようとして

届きそうで 届かなくて

追いかけていたら

物語になった

          BUMP OF CHICKEN 「firefly」

 

拙いけど 整理して 飲み込んで

言葉をつけた引き出しで 分類して

その中にインポートする

世界を広げている

それが最近の仕事になってる。

 

まだ世界は朧げで

アウトプットはできなくて

掴んだと思ったら

思った形と違っていたりする

世界は、知らないことばかりだ。

 

生物に睡眠が必要なのは

起床時の整理をしているのかもしれない。

知識の吸収量が多い最近は

余計に睡魔が強くって

私が夢を見ている間に

必死に世界を整理しているのかも。

 

ひとまず、できる限りは

追いかけてみようと思う。

 

いつかそれが本当に

夢になるかもしれない。

あなたのだいじなものは

度肝を抜かれた。

四角形のカップは、キラリが食べたポップコーンの容器だ。

 

ポップコーンを食べる映画デートが初めてだと、

過剰なほど、喜んでいた。

 

「大事な物入れ」と彼女はこの缶を呼んでいた。

 

中の物は、説明が必要ないほど当たり前に、

彼女の大事なものであり続けた。

 

              —辻村深月『ツナグ』よりー

 

失敗とか挫折とか反省とかもろもろは、

いつになってもつきまとうもので。

頑張れば頑張るほど、努力すればするほど、

壁に当たった自分に跳ね返ってくる

そのダメージは大きいと思う。

 

けれど

やっぱり、努力とか工夫の積み重ねで、

その壁もいつかは乗り越えられると思う。

そうやって前へ進んでいける。

 

経験則として

向かっていく先に、夢や目標が見えているときは

辛くても頑張れるし、乗り越えたときの感慨も

一入大きいものだった。

 

でも その向かう先が、

自分の描いていた夢や目標とは違う先だったら?

 

それが今。

いままで踏ん張れてたところで、足場が弱くて

「なんで自分はここにいるんだろう」

「自分はなにをやっているんだろう」

そんな思いが、思考を過る。

ひらがな三字がぐるぐる回る。

 

好きな事に打ち込むことで今まで生きてきて、

頑張り抜く事で、辛いことも乗り越えたから、

頑張るための足場が弱い、今が不安。

ちょっとのことが、こたえてしまう。

 

そして目の前には、

自分の夢だったことを代わりに叶えている仲間。

全員が希望通りのことをできないことはわかっている。

こらえるのは自分一人。

 

 今の自分の、大事なものは何だろう。

自分を見失いつつもあるのかもしれない。

夢にそこまで固執しなくてもいいじゃないか。

やってみたら面白いと思えているじゃないか。

そう思える瞬間も確かにあって。

 

今までよりも、精神的な余裕がなくて、

失恋したみたいに時々心が痛んだりして、

そんな自分を埋めるかのように、

新しいことを吸収しようとしている、

そんな、今までと違う自分と向き合っている。

なかなか、興味深くもある。

name:NAO -from 2012-08-05-