ジャネの法則

ひよっこ社会人の奮闘日記

かいぞくポケット

 ある夜、ポケットたちは

 目をさましておどろいた。

   空じゅうの星が

 いろんな色にかがやきながら、

ながれ星になってふってきたのだ。

       —ながれ星のひみつ

 

子どもの頃からすでに本は身近なもので、

その中の世界に夢中になった。

わかったさんシリーズ、クレヨン王国シリーズ、

王さまシリーズ、かいぞくポケットも大すきだった。

 

ドキドキするようないろんな出来事や人が

次から次に現れて、

現実では起こりえないちょっと不思議なことだって、

本の中では当たり前で。

 

その、脈絡のないことも筋道のないことも、

起こりえるようなお話の世界が、

少し怖くもあったことを覚えている。

 

今まで経験したことや出会ったもの人が

私に影響を与えて、今の私を形作っているけれど

今まで読んだ作り物の本たちにも、

それらに負けないくらい

強い影響を受けてきた自信がある。

 

現実というわけではないものが

現実の私を形作っているわけです。

そして目に見えるこの本たちが、

目に見えない私の世界を深くしている。

その不思議なところも、面白いと感じる。

 

もうすぐ夏休み。

本が読みたい、という話。

name:NAO -from 2012-08-05-